
『僕は、語らない』
あとがき
なんかまた作風が違うとか言われそうでどきどきしている木枯吹雪です。
っていうかシリアスすぎ、今回の話。
ちなみに、マルスは気づいていません。彼が恐れるその人物が、既にアシストの手によって倒されていることを。
そしてアシストがその真実を他人に語ろうとしない以上、マルスも自らの口から語ることはしないのです。ようするに循環に入ってしまったんですね、この二人……。
グリフィスはグリフィスで、ゼルイリアス大戦(『いつの日か、きっと』を参照)の時にマルスに二つ返事で雇われたにもかかわらず、その単純な信頼性に疑問すら抱いていないどころかマルスの正体に気づく気配もほとんどないので、その二人を結びつける唯一の手がかりはグランただ一人と思われるのですが、事なかれ主義の彼はどうするのか……。
今後の展開にご期待ということで(出し惜しみ)。
閑話休題。
もしよければ感想を書いていただけると嬉しいです☆
火星という惑星の存在、アインシュタインの相対性理論。そして何故、どの物語も最初に登場する地図が南を上にして描かれているのか……。もうその意味に気づいた方ももしかしたらいらっしゃるのではないでしょうか。
っていうかなんか今回の作品、当初はインターミッション的なものを目指していたはずが、気がついたら世界設定に関わるかなり重要なストーリーになってしまったという事実は内緒です。
っていうか説明多すぎ、今回の話。
閑話休題。
そんなわけでまた次回作で。
ではでは。
卒論締め切りの一週間前に
木枯 吹雪
1999/12/08 初版
ちなみに卒論は無事提出しました。
なんかゼミで一番乗りだったっぽいです。
赤穂浪士討ち入りの日に
木枯 吹雪
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