首都ブランドブレイ 地下遺構　Ｂ１ 通路
大陸標準時 10:30 am □

	「曲がり角です。」
	「ああ、そうだな。」
	「このあいだ、 　マティルダのおねーちゃんが曲がり角を気にしてたです。」
	「ああ……え？」
	「お肌の曲がり角が怖いと言っていたです。 　おはだ、まがるですか？ 　それともふにゅーって伸びるですか？」
	「いや、そういう意味じゃないと思うが……。 　っていうかマティルダは俺より年下なんだから、 　まだ肌荒れを気にする歳じゃねえだろうが。」
	「おにーちゃんがそう言ってたって伝えとくです。」
	「い、いや、まて、 　余計なことはいわなくていいぞ、リタ。 　なんかとんでもない物売りつけられそうだからな。」
	「ふるえるわかめですか？」
	「……そういや前回そんなの売ってたなぁ。 　結局あれ、売れたのか？」
	「おいしかったですよ。」
	「……！？ 　食べたのか、リタ？」
	「はい。」
	「…………お前、結構怖いもんなしなんだな。」

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イベント名『お肌の曲がり角』
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