「あたし思うんだけどね、
この町で誰が一番怪しいって、
彼女が一番怪しいんじゃないかなぁ。」
「ほほほほほ。
奇遇ですこと。
私もかねてよりそう思っていましたのよ。」
「ローラ、人に向けて指をさしちゃいけませんよ。
あれほど前から言っているでしょ?
……それで、私がどうかしたの?」
「ううん。なんでもなーい。」
「ほほほほほ。」
「で、おつかいは?」
「まだ。」
「……早く行ってきなさいっ!」
「ほほほほほ、お行きなさい☆」
「オーロラ、貴方も一緒に行ってきなさい!」