Forbidden Palace Library #06 揺れるその瞳


王都シルバニア
王城2F 本館階段前

1階と3階へ続く幅広い階段。
王城で最もよく使われる階段であり、そして王城で最も古くから使われている階段でもある。

吹き抜けの前で、何人かの兵士が騒いでいる。


兵士 「コペルニクス副師団長っ!ですからそんなに身を乗り出したら危ないでありますっ!」

コペルニクス 「うるさいっ!
 せっかく俺様の華麗なる高枝切りバサミを下に伸ばすという
 新しい技を発明したばかりなのだ。ちゃきーん。」

レナード 「! 今のうちだっ !!!」


たたたたたっ

「あっ!レナード将軍っ!上に逃げたっ!」

アシスト 「ちっ!コペルクニスの奴め余計なことを……追うぞ、秘書っ!」

「あ、はいっ!」

アシスト 「おい、コペルニクスっ!
 あとで好きなだけ技の研究させてやるから、
 とりあえず他の師団長達を集めて3階に来いっ!」

コペルニクス 「イェッサー、ちゃきーんっ!」



▽王城本館3Fへ行く



▽書庫に戻る


OWNER
Copyright(c)1997-1998 FUBUKI KOGARASHI (木枯 吹雪) fubuki@kogarashi.jp 日本語でどうぞ。