あとがき
どうも、木枯吹雪です。
しばらく『天穿つ銀の斜塔』→『星降らす銀の天蓋』と別シリーズを制作していたので、この失われた7枚シリーズに戻ってくるのは久々のような気がします。
そしていつのまにやら宮殿も設立から早10年。ああ、道理で歳取るわけだ。いやそんな話じゃないか。
閑話休題。
元々このシリーズの連載をはじめたきっかけは、ヒーローでもヒロインでもないただの一般人の主人公がいてもいいんじゃないか、と考えていた事によります。
そして「小説よりも読みやすく」「漫画よりは文章量の多い」モノを、と考えた結果がこの形式になりました。
誰でも思いつくありふれた形式と言えばその通りなのですが、それでも読み手にストーリー部分をストレートに伝えるには、十年経った今でもこの形式が一番ベストのような気がしています。
やはりシンプルイズベストなのかもしれませんね。
閑話休題。
今回の話の中に、レミィ陛下とユカワは登場していません。初期原稿ではちょこっとだけ登場していたのですが、いずれも本筋に何ら関係のない箇所だったので、いっそ削ってしまおうと。
そんなわけで二人のファンの方は次回作にご期待下さい……とか書くとなんだか打ち切りっぽいフレーズだけど負けない。
え、デニス?実はこっそりと登場していたりします。割とどうでもいい所ですが。
気になる方は是非読み返してみてくださいね。
閑話休題。
そんなわけで、例によって下のアンケートに答えていただけると幸いです☆
本編最後の方でマルスが妙な事を言っていましたが、その発言どおり今回が最後の登場となります。
この後、彼は別の国へと旅立つことになるのですが……その軌跡については、またいずれ別の作品で。
なにはともあれ次回作でお会いしましょう。
ではでは。
宮殿設立10周年の日に
木枯 吹雪
2007/03/15 初版
おまけ。
・イベントの種類(各ページの右下にある小さな記号)
■………………重要イベント(これを見ないと話が進まない)
★×8…………隠しイベント(一番見つけるのが簡単)
★★×10…… 〃 (ちょっとみつけるのが難しい)
★★★×4…… 〃 (かなり見つけるのが難しい)
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