Forbidden Palace Library #00 「失われた7枚」シリーズ 外伝

『失われた7枚』if 〜昔話編 その2〜



・ウィルバー=ロウクス=アシストとエリーゼ=ラントシュタイナーの場合


昔々、あるところに一人のきこりがいました。
ある日、その木こりは仕事に行く途中、誤って池に斧を落としてしまいました。
すると池から精霊が出てきて、その木こりに聞きました。

エリーゼ 「貴方が落としたのはこの金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」

アシスト 「全部。」

エリーゼ 「蹴りぃぃぃぃぃっ!」



どごっ!


アシスト 「い、痛ぇ……いいじゃねぇかちょっとぐらい。」

エリーゼ 「よくありませんっ!」

アシスト 「……エリーゼ……」

エリーゼ 「な、何よっ!
 ……だから……真顔で迫られたって……っ!
 あっ!ち、ちょっと……頬に手なんか添えられたって……私……」

アシスト 「…………。」

エリーゼ 「と、とにかくダメなものはダメなのよっ!」

アシスト 「ちっ。」

エリーゼ 「ちっ、じゃなぁぁぁぁぁいっ! 蹴りぃぃぃぃぃぃっ!



どごっ!


アシスト 「……きゅう。」


自業自得ですね……。



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