Forbidden Palace Library #02 前例なき犯罪


王都シルバニア
中央公園

ふと見上げれば、星々を纏った黒い天空が浮かんでいる。
目には見えない冬の南風がその星空を駆け抜け、公園の木々がざわざわと音を立てる。街灯に浮かぶ「揺れるはずのない」魔導の明かりすら、今にも震え出しそうなぐらいに。

周囲に人影はない。


「……ここにはいないようですね。」

アシスト 「そうだな……他の所に行くか。」

▽城壁へ行く
▽繁華街へ行く
▽住宅街へ行く
▽裏路地へ行く



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