Forbidden Palace Library #03 花束を彼女に


会議が終わって。

王都シルバニア
王城3階 廊下


アシスト 「あ、おい、エリーゼ。」

エリーゼ 「あら、アシスト師団長……なにかしら?」

アシスト 「えーと、その。
 …………。
 ほれ。…………やる。」

エリーゼ 「…………え?」

アシスト 「花束だ。
 その……欲しいって……言ってたろ?
 ユリアの持ってたあの白い花は手に入らなかったんだけどよ……。」

エリーゼ 「…………アシスト師団長……」

アシスト 「ロウクス、でいいよ。
 俺、本当はファーストネームよりそのミドルネームの方が気に入ってんだ。
 その呼び名……いままで誰にも許していなかったんだけどな。…………特別だ。」

エリーゼ 「ロウクス…………ありがとう。」



お・し・ま・い☆


▽あとがき。



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