Forbidden Palace Library #04 彷徨いし来客


王都シルバニア
中央公園前

夏は若々しい緑に覆われるこの公園も、冬ともなれば白亜に染まる。
ここシルバニアは高緯度に位置しているため、多量の雪が降るのである。

日暮れ時になったからだろう、もう子供達の遊び声は聞こえない。


「あれ?
 王城へ行こうとしたはずなのに……
 なんで中央公園に戻って来ちゃったんだろう?」

グラン 「いかがなされた?」

アークライト 「うん?どうしたんだい?僕が道案内しようか?」

「いえ、それは固く遠慮しておきます。」

アークライト 「えー。」


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