「!!!
ストップ! 止まってください、アシスト師団長。
夜間の入場にはチェックがあります!」
「夜間の入場チェック?師団長クラスには免除されるはずだろ?」
「いえ、免除はなくなりました。」
「聞いてないぞ、そんな話は。」
「ええ、言ってませんから。うきうき。
それに今しがた自分が決めたばかりですし。
その方がなんとなく色々と面白い事になりそうなので。」
「訳の分からないことを勝手に決めるなっ!」
「ですがその方が格段に面白くなるかと。うきうき。」
「お前だけ面白くてどうするんだよ。」
「それが自分の生き甲斐ですしー。」
「訳の分からない生き甲斐を作るんじゃないっ!」
「アシストっ!」
「ちっ!もう追いついてきたかっ!
おい、ユカワっ!
なんでもいいから俺だけを中に通せっ!」
「んー、どうしよっかなー。うきうきわくわく。」
「……俺を通してさ、
あの二人を阻止した方が
面白いことが起きると思わないか?」
「そうならそうと言ってくれ。了解!」
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