『想いの交錯するお店』
Forbidden Palace Library
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ディラック商店
しゃらんしゃらーん
「あら、いらっしゃーい。
グリちゃん今日は非番?」
「いきなりグリちゃん呼ぶなぁあああっ!」
「グーちゃんの方がいい?」
「そういう問題でもねぇぇぇっ!
ぜーはーぜーはー。
しかし来るたびに店の中がごちゃごちゃになってないか?」
「これがあたしの商品管理方法よ。」
「どんな商品管理だよ。」
「お店がごちゃごちゃになる度に引っ越すっていう方法。」
「それは商品管理とは言わねぇええっ!
っていうかそんな理由で引っ越すなよ。」
「でもここも手狭になってきちゃって……。
こっそり地下室拡張しようかしら?」
「お前さ、それ犯罪だろ。」
「見つからなければいいのよ。」
「……目の前に師団長がいるってわかっててそう言ってるのか?」
「師団長?どこにいるのよ?」
「目の前にいるだろうがぁぁぁぁぁっ!!!」
「目の前?
赤毛の馬鹿がどうしたの?」
「客に向かって馬鹿言うなぁあああっ!!!
ぜーはーぜーはー。
……マティルダ、お前さワザとやってるだろ。」
「あたり前じゃない。これもお客様サービスよ。」
「どんなサービスだぁあああっ!!!」
「リップサービス。スマイル0リルでもいいけど。」
「どっちも一緒だぁあああっ!!!」
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