『終わらない夢の果てに』
「ツァッ! ヤアッ! タァッ!」
「なんの猪口才なっ!」
「手から光だとっ! くっ!」
「ツァアアアッ!!!」
「!?」
「ぐっ……!!!」
「武器は長ければ長いほど威力を増す。
その事実を身を以て思い知れ、ゾロディエール。
お前が今までに滅ぼした街の恨みだ。」
「御主はこの世界の正義の味方のつもりなのか?」
「……正義?
そんな世の中の相対的なものなど信じない。
俺はただ自分の道を信じている、それだけだ。」
「どこから生まれるというのだ、その絶対的な自信は!」
「貴様のように力に全てを頼る者には理解できまい!」
「なん……だと?」
「そしてここからは、
ブランドブレイ7月騎士団長が令嬢、アリスに代わり仇を討つ!
……ツァッ!」
「ぐっ!
だがその意志がいつまで持つかな!!!
はっ!」