首都ブランドブレイ 沿岸貿易街
大陸標準時 10:15 am □

	「弟子にしてくださいですー。」
	「？？？」
	「リタも私立探偵になりたいですー。 　だから弟子にして欲しいです。」
	（とか言われても、本当は探偵なんかじゃないからなぁ。）
	「リタ、特技持ってるです。」
	「特技？」
	「お料理は得意ですっ！」
	（料理って……調査には何の役にも立たないんじゃないのか？） 「例えばなにを？」
	「えっとね、 　目玉焼きでしょ、卵焼きでしょ、スクランブルエッグでしょ、 　なまたまご、ゆでたまご、はんじゅくたまご……」
	「後半のは料理にはいるのか？」
	「あとね、ヒヨコ、ニワトリ、クックドゥードゥルドゥー……」
	「食用卵を孵化させてどうするんだよ。 　それに最後の一つは言いたいことなんとなくわかるけど 　明らかに何かが違うと思うんだが……」
	「えっへん、でも料理できるですっ。 　すごいですか？ 　だから弟子にしてくださいですっ！」
	「……とりあえず料理できても調査にはあまり役にたたないし、 　いい子だから家でお手伝いしていようね。」
	「ぶーぶーっ！」

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イベント名『リタを弟子にして』
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