TITLE: 第13の機構 −歴史に消えた消失魔導−

大陸歴 599 11 15 ブランドブレイ王国
首都ブランドブレイ
都市中心街
大陸標準時 10:15 am

MESSAGE:
「むっ!そうか、支柱より長い物……高枝切りバサミ!」
「…………はぁ?」
「いやなに、もうすぐ生まれる2番目の息子に
 何をプレゼントしようかと悩んでいてな。」
「……で、何を決めたんだ?」
「高枝切りバサミ。
 しかも余のすらりとした支柱よりも遙かに長いものを。
 なんと良いアイディア。そわそわそわその日が待ち遠しい。」
「……なんでそんなものプレゼントするんだよ?
 っていうかめちゃくちゃ嫌な予感するからそれはやめとけ。イヤ、マジで。」
「いやいや、余には高枝切りバサミという言葉に吉兆すら見えるぞ!
 父のすらりとした支柱を越え成長する息子の姿がほら脳裏に……」
「……もし本気だったら、俺は全力でそれを阻止するぞ?」
「すらりとした支柱ーっ!」
「人の話聞けよ、おい。
 あー、嫌な予感ぴりぴり。」

MOVE:
どこに移動しますか?
都市中心街 沿岸貿易街 露店市場 城塞跡公園

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OTHER:

イベント名『災いの予感』
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