「ち、ちょっと、人が来たらどうするのよっ!?」
「こんな新館の端まで誰も来やしないって。」
「そ、それにレナード将軍探すんじゃなかったの?」
「今の俺にとっての興味の対象はお前なんだよ、エリーゼ。」
「え……」
「……さっきの質問の答えを聞かせてくれ。
普通のキスとフレンチキス、
どっちがいい?」
「こ、こんなところではだめですっ!……うー……」
「じゃぁ俺の好きな方でいいな?」
「あ……」
「?誰かそこにいるんですか?」
「け、蹴りぃぃぃぃぃぃっ!!!」
「痛てててて」
「……どうしたんですか、アシスト師団長?そんなところでうずくまって?」
「いや、なんでもない……秘書、よくもいいところで……」
「け、蹴りぃぃぃぃぃぃっ!!!」
「痛ててててててててて」
「だ、大丈夫ですかアシスト師団長?
……それとエリーゼ師団長、
顔が真っ赤ですよ?」
「な、なんでもありませんっ!」
「きゅう。」
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