「ふわわわわわ。眠くなってきましたわ。」
「あ、レミィ陛下。」
「あらぁ、秘書さん……Zzz。」
「ち、ちょっと、こんなところで寝ないでくださいよぉっ!
あのー、もしもし?
起きてますー?」
「眠いお年頃ですのぉ。Zzz……」
(そりゃあれだけ夜中歩き回ってれば昼間眠くもなるんじゃ……)
「じゃぁ秘書さぁん、おやすみなさいですぅ……」
「あ、おやすみなさい……ってちゃんとお城まで帰れます?」
「はにゃまりゅう。」
(……大丈夫、って言いたいのかな?)
「おやしゅみなしゃい……Zzz。」
(……本当に大丈夫かなぁ?
足取りはしっかりしているから大丈夫そう……かな。
ま、どこぞの師団長じゃあるまいし迷う心配はないか。)
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