「んー、朝はいいわねー、光がいっぱいで☆」
「ユリア師団長、ご機嫌ですね。」
「もっちろーん☆
だってほらー、朝ってまぶしいじゃない?
その光具合がたまらないのよー☆」
「光具合って一体……。
それよりもユリア師団長、
ボイス元帥の作戦命令ですが……」
「あー、あの件についてー?
あたしどっちの立場にいるわけにもいかないのよねー。
そうでなければこういう話大好きなんだけどねー☆」
「いや、ユリア師団長が人の世話を焼くのが好きなのは知っていますけど……。
そんなユリア師団長がどっちの立場に付くわけにもいかないって、
……いまいち先行き不透明なんですけど?」
「だってほら、おじーちゃんがミルククッキーに走ったのって、
もともとは亡くなったイーディスおばぁちゃんが
ミルククッキー焼くの好きだったからだしー☆」
「え?そうだったんですか?」
「だからあたしは今回は中立不干渉なの。じゃねっ☆」
「ってあのー、ユリア師団長、それとどう関係あるんです?」
(つまり、今回の作戦はボイス元帥の私的な何かということ……?)
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