「お、ベル、いいところにいた。」
「ん?アシスト。何をにやにやしてるんだ?」
「ここに葡萄味のキャンディーがあるんだが、食べるか?」
「くれるのか?」
「ああ。」
「さんきゅー。ぱくっ。」
「……どうだ?」
「甘くておいしいぞ。」
「……無事なのか?」
「?」
「どこも痛くないのか?
感覚が麻痺していたり、
視界がぼやけてきたりしないのか?」
「ち、ちょっと待てアシスト。お前このアメに何を入れた?」
「……おかしいな。
調合に失敗したか。
もう一度最初から作り直してみるとするか……。」
「ちょっと待て何を混ぜたんだぁぁぁぁぁぁっ!」
「……あの二人も懲りないなぁ。」
★★