「よしよし。ごろごろごろー。」
「あらぁ、秘書ちゃん☆
あ、かわいい猫ー。
秘書ちゃんって、猫が好きなの?」
「ええ、なんとなく……。
とはいっても生まれてから一度も
猫を飼ったことはないんですが。」
「ふぅーん。
だから中央公園の猫と遊んでいたのね。
でも、この猫って名前ないのかしら?」
「……そういわれれば。
この公園にいるってことは
誰にも飼われていないんですよね。」
「そういう事になるわねぇ。
じゃあ尚更もっと遊んであげたら☆
きっとその猫も喜ぶわよ☆」
「そ、そうですね……よしよし。」
「じゃああたしはその間に
有給休暇の書類を探そうっと☆
じゃねー☆」
「ってああっ、そんなぁっ!」
★★