王都シルバニア
城壁
冬に比べ太陽の日差しは強くなり、白銀の城壁はいっそうその輝きを増す。
そして反射された太陽光により、城壁の周囲はやや暖かみを増す。
やや日差しが傾き、周囲が冷えてきたせいなのだろう。
先ほどまでうとうとしていた兵士達も、今はもうしっかりと目を覚ましているようだ。
「あのー、ちょっと気になるんですが……」
「俺様の華麗なる高枝切りばさみに聞きたいことがあると。
よかろう、何でも聞き賜え。
こいつのスリーサイズか?」
「スリーサイズって……どこ計っても一緒なんじゃ……。」
「いや、違う。いいか?そもそもはさみの刃の部分は……」
すたすたすた
「おーい、無視するなぁ」
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▽ 住宅街へ行く
▽ パン屋ソフトブレッドへ行く
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