「アシストっ!さっきはよくも人のこと魔導で吹っ飛ばしてくれたな!?」
「げっ、グリフィスっ!
やべっ。
……と、唐突だがここで問題だ。」
「……え?」
「大陸語の標準アルファベットをAから順番に数えると、
合計26個ある。
では、Zから逆に数えると何個ある?」
「え、えっと、
ち、ちょっと待てよ、Z、Y、X、
1、2、3……」
「よし、今の内だっ!」
「……C、B、A
24、25、26。
合計26!どうだ、正解だろう!?」
「はっ!?
いないっ!?
アシスト、どこいった!?」
「……とっくに逃げちゃいましたよ。」
「はぅぅぅぅっ。また騙されたぁぁぁっ。」
(……そんな問題に騙される方も騙される方なんじゃ。)
★