「あ、遺書君。」
「秘書ですってば。」
「似てない?」
「似てません。」
「そうか、それはとても残念だ。」
「……それよりアークライト師団長。
その手に持っているのは何です?
何か大きな紙のようですけど?」
「うん、今度は別の地図を持ち歩くことにしたんだ。」
「別の地図?」
「うん、これ。」
「……3620、+、3630、+……ってなんです?これ?」
「うん、マルス君に何かいい地図ないかって聞いたらこれくれて。」
「……あのー、
アークライト師団長、
この地図右上に思いっきり『海図』って書いてあるんですけど。」
「うん、そうか。で、海図ってなんだい?」
「………………。」
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