王都シルバニア
中央公園
朝の公園は静かで、空気がとても澄んでいる。
青葉に満ちた樹木の下を歩けば、
その新鮮な自然の吐息が、そよ風という形で頬を撫でる。
いわゆる『夏』の季節。
だが、緯度の高いこの地方では、決して暑くなることはない。
(あ、アシスト師団長がまだいる。
今でていったらまた『実験』がどうのこうのと
言われそうだなぁ……。)
(でももしかすると、
コペルニクス副師団長が
ここに来ているかもしれないし。)
「……ん? 誰かいるのか?」
(やばっ、見つかりそう。
……とりあえずここは後回しにして、
他の所に行こう。)
▽ 城壁へ行く
▽ 繁華街へ行く
▽ 住宅街へ行く
▽ パン屋ソフトブレッドへ行く
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