王都シルバニア
繁華街
既に陽が落ちたこともあり、ほとんど商店は閉店作業に取り掛かっている。
それでもなお、シルバニアの繁華街から活気が失われる事はない。
代わりに今度は酒場の扉が開かれ、人々がそこへ集まってくるからである。
「……まてよ。」
「どうしたんですか?」
「さっきマルスの奴、ナトリウムが云々と言ってたよな?」
「ええ、それが何か……?」
「ナトリウムってな、俺も魔導の実験で時々使うんだが、水に触れると爆発するんだ。」
「!
……日の出……水……。
ってことはもしかしてっ!?」
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▽城壁へ行く
▽住宅街へ行く
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