Forbidden Palace Library #02 前例なき犯罪


王都シルバニア
裏路地

狭い路地は薄暗く、冷たい風だけが吹き抜ける。
両側に家屋が迫っているためか、どことなく息苦しさも憶える。

石畳の上を舞う枯れ葉以外に、動くものはない。


アシスト 「……まてよ。」

「どうしたんですか?」

アシスト 「さっきマルスの奴、ナトリウムが云々と言ってたよな?」

「ええ、それが何か……?」

アシスト 「ナトリウムってな、俺も魔導の実験で時々使うんだが、水に触れると爆発するんだ。」

「!
 ……日の出……水……。
 ってことはもしかしてっ!?」

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